2020年2月19日、26日、株式会社リコー様の協力の元、高校生と社会人の合同チームによる共創セミナーをRICOH Collaboration Hub(海老名)にて開催しました。

高校生6名、社会人6名　計12名の方に2週にわたる平日の夜にご参加いただき、高校生と社会人混合4名のチーム3組で、リコー様より提示いただいた”バイオマスプラスチック”の新しいビジネスアイデアを発想するワークに取り組んでいただきました。

「”つながる”ちから」の学びを経て定めた各チームの行動プリンシプルは「No More 自己否定」、「思いついたアイデアを口に出す」＋「敬語禁止！」、「勇気をもって新しいことを考える」。

出されたアイデアは、「安心安全な歯磨き粉」「赤ちゃん用品」「渡り鳥用ICチップ」「分解可能な傘」と多岐に渡りました。
いずれも単なる商品アイデアではなく、前提にあるのは地球全体の環境・生態系への影響や命・健康に向けてのアプローチ、デザインや文化の変革提案であり、社会と未来に対しての真摯な目線と愛が溢れたステキな提案でした。

親子程に年齢の離れた高校生と社会人とで即席組成されたチームにも関わらず、相手のアイデアを楽しみ、遠慮なく率直な意見を交換し、一つのテーマを深めていった結果、最終発表会ではチーム内での自然な支え合いやチーム相互で他チームのアイデアの良い点、取り組みへの努力を称え合う雰囲気が自然に生まれ、参加者全員が”仲間”としてセミナーを作り上げてくださったことに、主催者として感動を覚えました。

新型コロナウィルスの影響で開催自体が危ぶまれましたが、参加者の皆さまの熱意の元、アルコール消毒とマスクの完備等できうる限りの対策を行い、無事開催することができました。感謝いたします。